ハナガガシ

| | トラックバック(0)
午前中は都城市山之口町、枡安森林公園にて来月予定している観察会の

下見を行った。枡安森林公園は昔、牧場であったそうだが今は林が茂っていて

牧場がかつて広がっていたとはとても思えない。

しかし林の中を歩いていると、コンクリートの貯水槽、餌受けなどが転がっているので、

なるほど牧場のなごりであるのかと、納得できる程度である。

オオシマザクラでは春になると、ムネアカアワフキが多く見られる。

写真はメス。ここでは毎年確実に本種を観察できるのが嬉しい。

ムネアカアワフキ.jpg下見を終えて午後からは、嫁さんを連れて西都市の都萬神社(つまじんじゃ)に行った。

都万神社とも書くが、ここの境内にはたいへん稀なハナガガシがたくさん植わっている。

ハナガガシ(Quercus hondae)は別名サツマガシともいうが、

四国は愛媛、高知、九州では長崎、熊本、宮崎という限られた暖地に生えている樹木。

最初は「花がかし」とはなんだろう?と思っていたら、「葉長樫」と書くのであった。

つまり葉っぱが細長いという特徴がある。

こういうカシ類は初めて見るので、神社境内を少し歩いただけですぐにわかった。

ハナガガシ2.jpg花は咲き終わっており若葉が目立つ。

ハナガガシ1.jpgドングリは3個拾えたが、殻斗は傷みがひどく撮影できなかった。

ドングリの撮影は秋に出直したい。

神社の中を流れる小川は轟々と勢いがあって、水量が多かった。

宮崎県は冬からずっと雨が少なく、水不足が深刻な問題になりそうだが、

ここの水量を見ていると不思議な気がした。どこからか湧き出ているようだ。



« ダイコンとアゲハ       ゴマダラ×ゴマダラ »