午前中は都城市山之口町、枡安森林公園にて来月予定している観察会の
下見を行った。枡安森林公園は昔、牧場であったそうだが今は林が茂っていて
牧場がかつて広がっていたとはとても思えない。
しかし林の中を歩いていると、コンクリートの貯水槽、餌受けなどが転がっているので、
なるほど牧場のなごりであるのかと、納得できる程度である。
オオシマザクラでは春になると、ムネアカアワフキが多く見られる。
写真はメス。ここでは毎年確実に本種を観察できるのが嬉しい。
下見を終えて午後からは、嫁さんを連れて西都市の都萬神社(つまじんじゃ)に行った。
都万神社とも書くが、ここの境内にはたいへん稀なハナガガシがたくさん植わっている。
ハナガガシ(Quercus hondae)は別名サツマガシともいうが、
四国は愛媛、高知、九州では長崎、熊本、宮崎という限られた暖地に生えている樹木。
最初は「花がかし」とはなんだろう?と思っていたら、「葉長樫」と書くのであった。
つまり葉っぱが細長いという特徴がある。
こういうカシ類は初めて見るので、神社境内を少し歩いただけですぐにわかった。
花は咲き終わっており若葉が目立つ。
ドングリは3個拾えたが、殻斗は傷みがひどく撮影できなかった。
ドングリの撮影は秋に出直したい。
神社の中を流れる小川は轟々と勢いがあって、水量が多かった。
宮崎県は冬からずっと雨が少なく、水不足が深刻な問題になりそうだが、
ここの水量を見ていると不思議な気がした。どこからか湧き出ているようだ。
 
        
    下見を行った。枡安森林公園は昔、牧場であったそうだが今は林が茂っていて
牧場がかつて広がっていたとはとても思えない。
しかし林の中を歩いていると、コンクリートの貯水槽、餌受けなどが転がっているので、
なるほど牧場のなごりであるのかと、納得できる程度である。
オオシマザクラでは春になると、ムネアカアワフキが多く見られる。
写真はメス。ここでは毎年確実に本種を観察できるのが嬉しい。
下見を終えて午後からは、嫁さんを連れて西都市の都萬神社(つまじんじゃ)に行った。都万神社とも書くが、ここの境内にはたいへん稀なハナガガシがたくさん植わっている。
ハナガガシ(Quercus hondae)は別名サツマガシともいうが、
四国は愛媛、高知、九州では長崎、熊本、宮崎という限られた暖地に生えている樹木。
最初は「花がかし」とはなんだろう?と思っていたら、「葉長樫」と書くのであった。
つまり葉っぱが細長いという特徴がある。
こういうカシ類は初めて見るので、神社境内を少し歩いただけですぐにわかった。
花は咲き終わっており若葉が目立つ。
ドングリは3個拾えたが、殻斗は傷みがひどく撮影できなかった。ドングリの撮影は秋に出直したい。
神社の中を流れる小川は轟々と勢いがあって、水量が多かった。
宮崎県は冬からずっと雨が少なく、水不足が深刻な問題になりそうだが、
ここの水量を見ていると不思議な気がした。どこからか湧き出ているようだ。