接写と望遠、サブカメラシステムとは

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オリンパスのペンシリーズE-PL1などにM.40-150ミリレンズを付け、

これにクローズアップレンズを組み合わせて最小で約2倍~

最大7倍(35ミリ判換算)までの接写ができる。( 実質倍率は×1~×3.5)

高倍率カメラ.jpgカメラの内臓ストロボとレンズ先端にフード型ディフューザーを組み合わせただけでも

光は最高倍率でも回るのだが、電池の消耗が早いので、敢えて外部ストロボを使った。

もっとも外部ストロボだと最小倍率の2倍側では逆に光が偏るのでディフューザーと

内蔵ストロボを使ったほうがいいし、軽くて楽。まあ、外部ストロボを付けても軽いのだが。

先日、このカメラで屋外撮影での使用感を試してみた。

3~7倍という倍率では、虫が止まっている葉や枝などを左手で固定しておき、

なおかつ右手で構えたカメラのレンズ先端近くを左手の上に乗せるというふうに、

被写体とカメラを両手で固定しておいてピント合わせをする。

このシステムだと背面モニターでピント合わせすることになり、撮影者は被写体の虫から

かなり距離をとれるというメリットがある。

私はこれまで接写撮影を行うときモニター画面ではまったくピント合わせができなかった。

だからコンデジで超接写などをこなす方々は凄い技を持っている!と感心していた。

ところがモニターでピント合わせできない理由がつい先日判明して愕然となった。

なんと私の老眼がかなり進行し、でっかいモニターでさえメガネを掛けないと

しっかり見えていなかったのであった。至急、老眼鏡を購入せねばと焦っている。


さて、いくつか作例。まずはサクラにいたグンバイムシの一種。最大倍率より少し倍率は

低めに設定してある。作例の絞りはぜんぶF22。

グンバイムシSP.jpg次は、クヌギカメムシの幼虫。これも体全体を画面に入れるため倍率を少し抑えている。

V5023496.jpgさいごにヨツモンカメノコハムシ。

V5023540.jpg作例写真の3点は晴天下で自然光をできるだけ活かすようにシャッター速度を設定して

いるので、とくに2番目、3番目は厳密にチェックすると部分ブレが生じている。

電池のことを無視して内蔵ストロボとディフューザーの組み合わせにすれば、

電子ビュワファインダーも使え、さらに軽量になるのでぐっと使い易くなる。

画質に関しては前にも書いたようにキャノンの65ミリマクロレンズよりか劣るが、

なんといっても軽量小型というメリットは大きく、その機動力を活かして

シャッターチャンスを増やすのも一考だろう。

画質の良し悪しにこだわればキリが無い。

そこそこの画質でもいいから、シャッターチャンスを大事にしたい、という方や

観察主体でという方にはこういう簡易なシステムがあってもいいと思える。

クローズアップレンズは簡単に着脱できるし、機材は非常にコンパクトにできる。

メインシステムとは別にサブシステムとして常時携行する機材として活用

するという考え方もありだろう。

なお、レンズ単体だと場合によっては野鳥撮影もできる。

今日は家の窓からスズメを撮影してみた。

V5043667.jpg定点撮影用に置きっぱなしの三脚は、スズメの止まり場としてちょうど具合が

良かったらしい。頻繁に止まっているので、それならもっと絵になりそうな止まり木に

しておこうかと思っていた矢先。写真上のスズメは急にこのようなポーズをとった。

これは求愛のポーズでは?

次の瞬間、上空からオスが舞い降りてきて交尾が成立。

V5043668.jpg
V5043670.jpg一旦は飛び去ったが、再びやって来た。

V5043677.jpg場所が場所だけに、なんで三脚の上なの???と言われそうだ。

M.40-150ミリズームの画質には物足りないものがあるが、

これだけ軽くてコンパクトだと、いざと言うときサブとしての役割が期待できる。

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