昆虫観察会

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今日の観察会はうちから近いこともあり1時間前には集合場所に出向いた。

樹液が出ていそうなハルニレの樹を覗いてみたら、

ちょうど目の高さに シータテハの幼虫 がいた。

私は新潟県胎内市でかなり昔に一度見ただけで今回の幼虫発見はわずかに2回目。

シータテハ幼虫.jpg観察会場所は、都城市山之口町、桝安森林公園。

うちからすぐの場所にシータテハがいるとは嬉しい。

ムネアカアワフキは一本のオオシマザクラにだけおり、なぜか他の樹では見つからない。

そのオオシマザクラにはトビモンオオエダシャクの若令幼虫も多かった。

午前10時から観察会開始。小学生の子供たちとその父兄の方、スタッフの方、

大勢で山頂までの緩い坂道を登っていった。

ここでは初春のころミヤマセセリが多い。

枡安観察会0515.jpgモンキアゲハ、ジャコウアゲハ、アオスジアゲハ、ゴマダラチョウ、イチモンジチョウ、

コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、クロヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、ダイミョウセセリ、

キチョウ、モンキチョウ、などチョウの姿が多く、とくに大型アゲハには皆夢中で

網を振っていた。

キンアリスアブの♂も登場。アリスアブ類を宮崎に来てから目にしたのは今日が

初めてだ。どこにでもいるようで、意外と見つからない。少なくとも私のうちの林や

その近辺ではまったく見ていない。

正午には観察会も終了。今後の行事の打ち合わせのことなどスタッフの方達と

話していたら午後1時を過ぎていた。

昨日のゴマダラチョウ蛹は諦めていたが、ともかく上米公園には行ってみた。

当然のごとく蛹の殻だけが残っていた。

午前中見たキンアリスアブをここでも探してみたが、見つからない。

スイカズラの蔓が絡んだ樹がどうやらカマツカらしく、

この樹にはたくさんの ルリカミキリ が集まっていた。

ルリカミキリ.jpg

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