ヤブヤンマとクロスジギンヤンマ

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一昨日のこと、人工池で育っていたヤブヤンマの羽化殻に気付いた。

先週、留守にしていた間に羽化したようだ。

そこで昨夜のこと、人工池を覗いてみた。

すると羽化間近いヤゴが水面まで上がっていた。体の様子から次の朝には羽化しそう

だった。ならば気をつけねば、と思ったのであるが、、、、。

ヤブヤンマ羽化間近ヤゴ.JPGこの夜、隣の池では脱皮を終えたばかりのクロスジギンヤンマのヤゴもいた。

クロギン脱皮直後.JPGあまりにも鮮やかな緑色なので最初は驚いた。脱皮したのなら脱皮殻があるはず。

そこを確かめておきたかったので、網を入れて抜け殻を探してみたら、やはりあった。

クロスジギン抜け殻.JPG抜け殻は、水から出すとクシャクシャになってしまう。水につけて撮影したのが上の写真だが

お尻のところに気泡が入ってしまった。これを抜きたいところだが、ヘタすると殻が崩れて

しまうので諦めた。羽化殻はしっかりとしているが、幼虫の脱皮殻は扱いが難しい。


さて、今朝は朝から雨。しかも雨脚はしだいに強くなり、どうやら南九州地方は梅雨入り

したらしい。久しぶりに本格的な雨だ。

それでヤブヤンマの羽化は延期になるのではないだろうか?と案じていた。

ときおり窓から人工池を双眼鏡で覗いていたが、ヤゴの姿は無い。

人工池に立ててある枝を見ていたのだが、必ず枝に登るとも限らないわけだ、と

遅まきながら気付いた。気付いてから慌てて池周辺の草藪を見渡してみたら、

ああ!やはり、ヤブヤンマはすでに羽化を終えていた。今朝羽化したのはメスである。

ヤブヤンマ♀羽化魚眼コンバ.jpgスイバの茎にぶらさがっている。羽化後どのくらい時間が経つのだろう。

少なくとも羽化開始のころはまだ雨が降ってなかったと思う。そうか、あのとき池の周りも

見ておけばよかった、と後悔した。窓からまる見えの場所なのだ。

しばらくしてヤブヤンマは翅を拡げた。

ヤブヤンマ羽化2.JPGが、しばらくして雨脚が強くなったせいか、翅を閉じてしまった。

まだ体が柔らかいから閉じることができるのだろう。いつになったら再び翅を拡げるだろう?

と見ていたが、ついに日が暮れるまで閉じたままだった。

夜中にまた見ておこうと思う。雨が止めば拡げるはずだろう。


ヤブヤンマの撮影は雨の中、三脚を立ててそして傘をさして行った。

雨の中での撮影はきわめて少ないので、こういう場合の機材の工夫が甘い。

雨のときに使えるアクセサリー類をカメラ店で見てはいたが、なんとなく柔な気がして

半分馬鹿にして買い求めることはなかったが、案外実用的なものもあるらしい。


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