タテハモドキの蛹

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ヒメイワダレソウで飼育していたタテハモドキが蛹になっていた。

タテハモドキ蛹1.JPG蛹の姿をくっきりと写してみたが、実際は周囲の草薮に紛れて目立たない。

迷彩色というか味わいのある模様だと思った。幼虫は2匹いたが、プランターに移して

野外飼育に切り替えたのち、1匹は姿を消してしまった。捕食者が出入りできる隙間は

無かったと思うので、何らかの原因で死んでしまった可能性もある。


台風2号の影響はほぼ午前中まで。正午あたりから急に青空が出て暑い陽射しが

照り始めた。晴れていたのは束の間あとはずっと曇り空が続き、夕方になって小雨が

降った。曇ってから涼しくなったので林の中の観察路の草刈りをしておいた。

観察路だけはできるだけ土がむき出しになるようにしておきたい。それをずっと維持する

のは難しいのだが。私ひとりが歩き回る程度では道が残らない。

藪を歩いているとノウサギの子供が目の前を走り去っていった。

ノウサギの糞はよく見かけるが、うちの林で姿を見たのは始めてだ。

丸っこい灰色の体が元気に跳ねていった。


午後6時前。北西の方角の霧島山の様子が気になった。

霧島山05292.JPG高千穂岳山頂が雲を被っていた。

しばらくすると上空からまるで空中散布するかのように薄雲が垂れていく。

霧島山05293.JPG
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