ナキイナゴとルイスコメツキモドキ

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今日は雨のため、写真は昨日撮影したものから紹介したい。


昨日は夕方ころに陽射しが出始め、午後5時過ぎ犬の散歩に出た。

道路端の草地でナキイナゴが盛んに鳴いていた。草丈低く見易い場所だった。

ナキイナゴオス鳴く.JPGナキイナゴのオスは後ろ脚を前翅に激しく擦りつけて発音する。シャカ、シャカ、シャカ、、、

後ろ脚の動きを表現したいので、ISO感度を100に落とし、絞りF11、シャッター速度は

30分の一秒に設定した。

後ろ脚のブレ具合にはタイミングもあって、何回もシャッターを切る必要がある。

高速連写も使ってみたがうまく当たらず、やはり単写で粘るほうがいい。

レンズは100ミリマクロだから30分の一秒というシャッター速度だとカメラぶれしてしまう。

しかし、手ブレ補正装置(ハイブリッドIS)のため画面の動いていない部分はピタリと

写し止めてくれる。とはいえ、カメラはしっかり構えないといけない。

あいにく犬のロープを係留する適当な場所がなかったので、

左手に犬のロープを握ったままでの撮影。犬がおとなしくしてくれるので何とかレンズを

支えることができた。こういうときはロープ端を踏んでおいてもいいのだが、撮影に集中

するあまり足が浮いてロープが離れ犬がよろこび勇んでどこかへと走り去ることもあった。

一旦自由の身になると、うちの犬はすぐには戻って来ない。朝帰りということもある。

ロープをはずしても平気でいられるよう、しつけをしてないのがイケないのだが。

いつもはショルダーバックにロープをカラビナで固定して両手が使えるようにしている。

しかし、カメラだけをぶら下げて出てしまうこともたまにはあって、その身軽さは

気分良い。気分が良いことはときどきやってみたくなるが、せいぜいうちのすぐ傍までに

しておかないと、そういうときに限って後悔する羽目になる。

さて、昨日の犬の散歩途中で久しぶりに出会った虫がルイスコメツキモドキ

本種は2009年5月14日にも当ブログで紹介している。

ルイスコメツキモドキ11-05-271011.JPG体長は7ミリ程度だろうか、1センチに満たない小さな虫。それでも光沢が綺麗で目をひく。

自然光とカメラの内蔵ストロボを組み合わせて撮影してみた。

ストロボ光を照射したことが誘発したのか、2,3カット撮影したらソワソワし始め、

飛び立った。

ルイスコメツキモドキ飛び立ち.JPG

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