ルイスコメツキモドキ

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玄関前の植え込みにいた。

W2140620.jpg最初はニホンホホビロコメツキモドキ、♂の矮小個体かと思ったが、

体の光沢具合や、脚の附節の形から、そうではないとわかった。

今朝も竹筒には数匹のニホンホホビロコメツキモドキが来ていた。

両種ともコメツキモドキ科だが、ルイスコメツキモドキは体長8ミリ程度と小さい。

( 写真/ E-520  ズイコーデジタル35ミリマクロ+2倍テレコン、サンパックB3000S改造ストロボ ツイン発光型)

 今日の写真はライティングが良くない。光沢の強い甲虫類などはとくに気をつけたい。
 
 しかし、昆虫の種類を数多く記録しようという目的なら、手堅く綺麗に撮れるライティングセットの方

が撮影の効率はよく、それはそれでまとまれば形になる。

一期一会の昆虫たちを撮影するのに、ライティングがどうのこうのと、こだわっていては

種類数を稼げない。

もっとも、私は種類数を多く記録することも意義は大きいと思うが、

自分の仕事ではないな、と考えている。

ある地域の昆虫相などをきちんと写真図鑑でまとめるような目的の場合、

撮影と並行して標本の採集も心掛け、正確な同定作業も必要となる。

昆虫の種同定は一部の種類を除いて、写真だけでは無理だ。

昆虫標本はたいへん大事なデータとなる。

「採集せずに、写真に撮ろう」、なんて看板もよく見かけるが、

写真に撮ることと、採集とはまったく次元が違う。そこのところを理解していないと、

そういう看板を平気で掲げてしまうことになる。





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