梅雨とベニシジミ

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土砂降りの雨が朝から続く。

窓から外を眺めていると、雨脚が弱まったころベニシジミが盛んに舞う。

とくにオスがメスに求愛する姿が多い。

これは交尾カップルが見つかるかもしれない、そう思って外に出てみた。

雨は断続的に中休みをするが10分も持たない。その束の間、一組だけ見つかった。

ベニシジミ交尾.JPG写真では下の個体がメスだと思われる。

雨に急かされて部屋に戻った。10分と言わず、5分も止んでいない。

室内に置いていたカメラを外に持ち出すと、たちまちレンズの前球が結露してしまう。

家の中の気温より外の方が高いことと、湿度もあるからだ。

こういうとき焦ってはいけない。とりあえずモヤモヤ湯煙の中の濡れ場を一枚、二枚撮る。


月刊連載記事の内容を決めかねていたが、昨夜考えておいたネタに決めた。

ふと思いついたのは記事のネタだけでなく、写真絵本の新しいテーマも。

テーマが決まったときは心弾むが、そこから先の展開がうまくいくかどうか。

忘れてはいけないのでとりあえずメモ帳に書き記しておいた。

忘れるといえば、講演のスケジュールを混同してしまい慌ててしまった。

ダブルブッキングになっていると思いこんで対策を練っていたが、先方から間違いを

指摘してもらって安堵した。メモの書き込みが曖昧だったのがイケナカッタ。

携帯電話を持っていないから、紙の手帳は手離せない。

しかし「書く」という行為がすっかり減ってしまい、書き下手になっている。

そこを補うつもりで次々と筆記用具を取り替えてみる。これは解決策にはなっていないが、

文具で遊ぶ楽しみもある。


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