虫採り小学生

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台風一過で真夏日となったが、風はまだ強い。

ベニツチカメムシの観察に延岡市まで出掛け、まだ羽化が始まっていないことを

確認してすぐに引き返した。

5令集団0720.JPG終令幼虫は地表で集団を形成してじっと休んでいるものがほとんど。

ボロボロノキの落果を吸汁している個体は少なかった。

ベニツチ集団吸汁.JPG落果の量はかなりあるのに、上の写真のように一個の落果に数匹が群れて吸っている

ことが多い。集合性がよほど強いと思うが、集団で吸う何かメリットがあるだろうか?

前回の観察でも余程注意していたのだが、共食いのシーンはまったく観察できなかった。

落果が豊富なためだろうか。


今夜も夜間撮影。

台風の後なので虫の数が多い。とくにカブトムシの姿が急激に増えてきた。

うちのアカメガシワにも昼間、カブトのオスが来ていた。

アカメガシワのカブト.JPG夜間撮影を終えて戻ってみれば、玄関前にヒラタクワガタが飛来していた。

ヒラタオス飛来.JPGヒラタクワガタの飛ぶ姿をこれまでに見た記憶が無いので、新鮮に感じた。

門灯にきたヒラタ.JPG先日、近所の小学生二人が虫採りする姿を見たが、今日も同じ顔ぶれが遠くに見えて、

しばらくその子らを観察してみた。場所は私が毎晩通っているハルニレの木。

どうやらお目当てのカブトもクワガタも見つからず、別の林へと移動していった。

カナブンやアオカナブンも綺麗だと思うが、彼らの眼中には無い。

カブトとクワガタの魅力とは相当なものらしい。



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