俵おどり

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敬老会俵おどり2011.jpg昨日の敬老会で披露した「俵おどり」。撮影は地区の方にお願いした。

私は舞台前列、画面右から3番目。舞台が狭いので目が回りそうになった。

三股町、田上地区の伝統芸能保存会のメンバーで毎年、踊る。

昨年は俵を投げるタイミングを間違えるやら、振りもろくに覚えておらず、

みっともなかったが、今年はなんとか様にはなったと思う。踊り手も12名と多かった。

しかしいったい何人集まるかは当日にならないとわからない。

踊りに参加するかどうかは各人の意気込みしだい、ということらしい。

お囃子は画面右奥の座敷で三味線が4名、太鼓が2名。

うちの嫁さんは三味線を弾いている。

「俵おどり」の後は地区に6支部ある支部ごとに出し物を披露する。

私は3支部だが今年は「二人羽織」をやった。

これも当日になって参加メンバーが欠け、急遽、私が司会役になったりした。

敬老会に集まった高齢者の方は30数名だったようだ。

こういった敬老会を催す地区は今では田舎でしかないということだが、

ま、それもそうだろう。総世帯数90数戸、総人口100数名という小さな集落でこそ

自治会が主催する敬老会も成立するのかもしれない。

しかも「俵おどり」保存会という組織があって、

準備やら片付けのほとんどは保存会のメンバーで行われている。

自治会運営にとって、保存会の存在は大きい。


一方、自治会に入って何のメリットがあるの?という方々も少なくは無い。

町としては自治会に入ることを積極的に薦めているが、

最近は入らないか、一旦は入っていても離脱する世帯も増えてきているようだ。

近所付き合いの大事さは理解できても、様々な催しや奉仕活動で

せっかくの休日が潰れたり、自治会費の納付額の割りに報われていない、

と感じる方もいるだろう。

私は役場で転居手続きをしたときに強く薦められ、とくに

「自治会に入ってないとゴミ集積場にゴミも出せませんよ。」の言葉は重かった。

ゴミ焼却場まではけっこうな距離がある。

しかし、ゴミ集積場のことで自治会入会を強制するような態度は

いかがなものかとも感じる。

本来、きちんと税金を納めていればゴミ回収の行政サービスを受ける権利が

あるのではないか?町の条例ではどうなっているのだろう?


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