スミナガシ、ヒラタクワガタ、トノサマバッタ

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一昨日見つけたスミナガシの前蛹は、今朝には脱皮して蛹になっていた。

その後のすスミナガシ蛹.JPG撮影したのは午前10時だが、蛹の様子から推測すると蛹化時刻は午前9時過ぎだと

思える。

もう一つ上にある前蛹も蛹になっていて、そちらはしっかりと色付いていた。

ここの奥にあるツチトリモチのポイントに行ってみた。昨年、見つけた狭い場所だが

照葉樹林の薄暗い林床で密度が濃いのである。

ポイントに踏み込む直前、目の前のカシ(樹種を確認できなかった)にシロスジカミキリの

ものと思われる産卵痕があった。その窪みにヒラタクワガタのメスが見えた。

ヒラタのメスがいて.JPGほう、ヒラタクワガタのメスが樹液に来ていたかと、近づいてみれば、

奥から、大アゴの小さなオスが現れた。

ヒラタクワガタのペア秋.JPGオスはやたらと神経質ですぐに奥へと引き返して穴倉に潜り込んでしまった。

上米公園から場所を替えて、沖水川の河川敷きへ。

トノサマバッタが産卵していた。

産卵するトノサマバッタ.JPG地面を覆っているのは新燃岳の噴火による火山灰で、そこにわずか桜島の火山灰が

ブレンドされている。したがって柔らかい砂地。結局この場所では産卵せすに次々と

場所替えして落ち着き無かった。

一方こちらではオスがとんでもない抱きつきをして、メスは迷惑だろうと思う。

こまったさん1.JPGオスをおんぶしたメスはたいへん無防備で、逃げようとしても得意のジャンプも

飛翔もやりづらい。とくにこの態勢ではバランスがとりづらいだろう。















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