帰ってきた「マクロレンズ MP-E65ミリ」

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今日は松山から宮崎へ移動。午前6時45分に発って我家に到着したのは午後3時20分。

四国から九州に渡る船中では 諸星大二郎著 「蜘蛛の糸は必ず切れる」(講談社)を

読んだ。諸星大二郎は漫画家だが、本書は2007年に刊行された小説集。

まとまった読書の時間がとれるので船旅は好きな方だ。車の運転は苦痛だが、

もうこの行程にはすっかり馴染んできた。

さて、うちに戻ってみれば修理に出していたレンズが届いた。

先月の13日に修理出ししたのでほぼ一ヶ月も掛かったことになる。当初の見積もりでは

EMDユニット(電磁駆動絞りユニット)の交換のみで済むということだったが、

レンズを分解してみると内部での破損も発見されたため、

フォーカスリングユニット、ヘリコイドユニット、連結環、遮光環の交換も必要になった。

つまり人体に例えれば、大手術を施したことになる。

掛かった手術代、いや修理代は29000円也。

梱包を解いてみれば、マクロレンズMP-E65ミリ は、まるで新品同様の姿になっていた。

MP-E65mmレンズ.JPG(写真:EOS-5D  シグマ50ミリマクロレンズ TR-3でスタジオ用ストロボを発光  )

フォーカスリングのゴム環と三脚リングは以前のままだが、他のパーツの外見は新品。

このレンズの代用レンズとしてはオリンパスの改造レンズなどいろいろあるので、

修理の間、仕事上の支障は無い。しかしこのMP-E65ミリレンズは等倍~5倍という

広い倍率を一本でカバーできるので、重宝し手放せない機材ではある。

無ければ無いで、かなり不便を感じた。使い慣れたレンズでもあるからだろう。


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