実りの秋とは言うけれど

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仕事部屋で作業をしていたら、板金屋さんがトラックでやって来た。

板金屋さんは、同じ地区の知り合いの方。以前、獅子肉をいただいたこともあるが、

この方は猪狩りから、ハチ捕り、山芋掘り、わさび狩り、キノコ狩り、稲作り、、、、、、、、

ともかく野山の自然の幸に、たいへん嗅覚が優れている。

というか、いつも自然相手に楽しんでいる。

そんなうらやましい性格の持ち主。笑顔がつねに絶えない。

酒の席ではかならず上機嫌で回りの人を笑いに引きこむ。下ネタも多いけど。

風体はというと、ごっつい体格で太い首にタオルをいつも巻いている。

腹巻もしてたっけ?していたら、よく似合うこと間違いなし。

今日、我家を訪れた理由はデッキ造作の下見であった。大きな庇が必要である。

しかし、それなのに脚立とメジャーを忘れて来るかい!?

まあ、うちには、いづれもあるから貸し出しできるけど。

軽々と屋根に上りさっそく庇の寸法を書きとめていた。

デッキを仕事部屋の西側に作る予定だが、屋根部分は板金屋さん。

そして地面のコンクリート塗りには左官屋さんが前日下見に来ている。

皆さん、大工Mさんのお仲間である。Mさんには昨年、物置小屋を造ってもらった。

私は何でも自分でやりたい性分ではあるが、いかんせん時間がない。

しかし、こうしてそれぞれの分野のプロの方の作業や段取りを眺めているのも楽しい。

いつかはその技術を盗んで自分の手でやってみたい、と密かに想う。

さて、アオツヅラフジの実はブドウのようで美味しそうな色合いをしている。

アオツヅラフジの実2.JPG一方、実のようであり、実ではない虫コブもよく目立つ。

ヨモギにつく、ヨモギハシロケタマフシは、日本刀をポンポンするあの毛玉に似ている。

ああいうシーン、最近の時代劇ではあまり見なくなった気がする。

ヨモギハシロケタマフシ.JPGヨモギにとっては迷惑な存在であろうが、この虫コブはまるでヨモギの実のごとく

平然と成っている。

虫コブを形成した犯人は、ヨモギシロケタマバエ。

今、虫コブの中ではタマバエの幼虫が越冬に入ろうとしているのだろう。


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