点々模様

| | トラックバック(0)
庭に置いてある物入れに点々模様があった。

てんてんさん.jpg日光に晒され表面がずいぶんと劣化してきた物入れだが、こういう模様は初めて見た。

これはウスカワマイマイの足跡である。

てんてんさん2.jpg足跡が一本の筋ではなく、点々になっているのは、マイマイが尺取歩きをしたからだろう。

物入れの表面には藻類が繁殖しているので、それを食べてもいるようだ。


今日は30メートルのLANケーブルを天井裏に這わせる作業を行った。

家庭用のPCは居間に置いてあるが、これまでは私の仕事場に設置してあるルーターから

無線LAN接続を使用してきた。しかし、電波が微弱で接続が不安定なため不便だった。

そこでLANケーブルでの有線接続に切り替えることにしたわけだ。

しばらくは30メートルのLANケーブルを廊下に延々と伸ばして使っていたが、さすがに

邪魔になる。ルーターの場所から居間まではちょうど家屋の端から端に至る距離がある。

天井裏を這わせるしか方法はない。家屋の端にいくほど屋根裏の天井は低くなっており

LANケーブルを壁伝いに降ろす作業は思っていたよりたいへんだった。

ただでさえ私は極度の閉所恐怖症である。狭い梁の間に頭を捻じ込んでいるときに

懐中電灯が消灯し、被っていたヘルメットが梁に挟まって身動きできなくなった

瞬間などは、もう死ぬかと思うくらい恐怖におののき焦った。

マスクまで梁に押し付けられ、息もできなくなったのだから。

もがいてもがいて、ジタバタした。冷静になるんだ、と自分に言い聞かせることになった。

洞穴に潜り込んだ経験は何回かあるが、やっと肩が通るだけの穴に潜り込むのは

相当な勇気がいる。

それにしても屋根裏はやたらと暑い!!昼間は汗がボトボトとしたたり落ちていた。

洞穴はそれに比べれば涼しいぶん助かるには助かる。真の闇が待ち受けているが。

それと天井裏は埃もすごい。マスクは必須である。

ネズミ駆除用の粘着マットにはクロゴキブリとマダラカマドウマ、アシダカグモなどが

掛かっていた。けっこう虫が徘徊していることがわかる。

LANケーブルの配線が終了すると、今度は壁に穴あけ作業をする。

穴あけには先日紹介したホールソーを使用。

開けた穴から落とし込んだLANケーブルが見えれば成功。

糞虫用の長いピンセットでケーブルを引っ張り出せた。




« 昆虫写真家・田辺秀男さん逝去       ツワブキ開花 »