流木を追え!

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松山市、重信川の広い河原を歩いてみた。

ときおり、小雪が舞う。

VC264703.JPG目的は大雨で流されたヤナギの木を探すこと。

流されたのはヤナギ以外にもエノキ、センダン、アキニレの大木たち。

いったいどこまで流されたのだろうか?

ほどなく、100メートルほど下流にそれらしき流木群がいくつか見つかった。

VC264702.JPGヤナギはまだかろうじて生きていて枝葉を伸ばしていた。

流木を見てまず驚いたことは、どれも切断されていたこと。でっかいエノキの大木まで。

なぬ!?  誰の仕業だい?  

しばらくして納得できた。 おそらく河川を管理している建設省かどこかの部署に違いない。

河川氾濫の予防策ではないだろうか。

ヤナギの切断面には、お目当てのカミキリムシのトンネル孔があった。

VC264704.JPGトンネル孔は内側から木屑で塞がれている。

ということは、中にカミキリムシ幼虫が生存している証拠ではないだろうか?
 ※

※下線部の表記は怪しい。
穴がふさがっていたのは、切断した際の木屑が詰まったと思われる。
カミキリムシ幼虫が塞ぐことは、まずない。いや蛹部屋を作る際にはトンネルを塞ぐのだが
見たところ孔の径からして蛹部屋ではない。

河原を歩いていて、あちこちで草が齧られていることに気付いた。

VC264699.JPGこれは、ノウサギの仕業ではないだろうか、と思う。


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