カギバガ科の蛹と、アシダカグモ

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うちの林で見つけた蛹は、蛹化場所や形態から一目でカギバ科とわかった。

しかし種名までは特定できていない。

IMG_8240.JPG蛹はヒサカキの葉先端にあって、おしりを糸テントの中に納めている。

頭の向きは葉の付け根方向。

以前、イスノキで蛹化したオオギンモンカギバの蛹を紹介したが、それとよく似ている。

いづれにせよカギバ科のCallidrepana属の一種であろうと思われる。

食樹がヒサカキかどうかは断定できない。他の樹から移動してきた可能性もあるだろう。

この属は蛹越冬であるようだから、成虫が羽化してくれれば同定もできるだろう。

正月はのんびり過ごすようにしているが、せっかくだから仕事部屋の整理整頓に

費やしている。今日は新しくできる飼育スペースに移動させる道具類、荷物を

衣装ケースにまとめたり、昨年の写真データのバックアップなどなど、少しものんびりとは

言えない状況。

仕事部屋の荷物を動かしていたら、ポロリとアシダカグモ♂の自然乾燥標本が出てきた。

アシダカグモ乾燥標本.JPG寿命を全うしたのか?それとも何か事故があったのだろうか。

お行儀の良い死に様である。




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