クヌギ林

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クヌギ、という言葉はよく使う方だと思う。

うちの林はもともとクヌギ林だったし、クヌギは昆虫との関わりがあまりにも深い。

いやクヌギは人の生活になくてはならない木であったので、

「国木」あるいは「食之木」から転じて「くぬぎ」となったとも言われる。

昨日、撮影した薪の束はおそらくクヌギではないはずだが、

本来は薪として、そして薪炭材として、そして田畑の堆肥として、

そして染料として、そして様々な道具として、そして子供のおもちゃとして、

活躍の場がいくらでもあったはずの木である。

うちではクヌギの大木が猛暑の陽射しを遮ってくれてもいる。感謝、感謝である。

そうなると、クヌギと私たちはまさに共生している、という感覚も生まれる。

XA10847420120210.jpg冬のクヌギ林は白く輝いて見える。

XA10848220120210.jpgホダ木もあれば、

V210581120120210.jpgヤママユの繭もある。



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