クヌギ樹幹内部を調べる

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チェンソーを使う前にエアフィルターを掃除しておく。フィルターには木屑がかなり詰まっていた。

切り倒したクヌギの樹高は約13メートル前後であろう。

頂部の細かく枝分かれした部分を除くと、11メートルほど。

夏の頃の目測では9メートル前後かと思っていたが、私の目測は当てにならない。

今日は地上高がわかるように樹高ラベルを50センチ間隔で付けておいた。

IMG_8044.JPG次に根元からやはり50センチ間隔で切断していった。


011.JPGチェンソーの刃は新品なのでよく切れる。エンジンの回転も調子がいい。

機械はきめ細かいメンテナンスがいかに大切か改めてよくわかる。

切断面を撮影し記録しておく。

ミヤマカミキリの坑道は地上高1メートル20センチあたりから始まり上部へと続く。

次に切断した幹に楔を打ち込んで断面を出す作業。

今日は10メートル高の幹から始めたが、8メートルまで下ったところで一旦終了した。

今日の成果は、ミヤマカミキリ中令幼虫1匹と、アブ類の幼虫2匹の発見。

坑道の様子などは興味深いものがあった。

昼からこの作業に掛りきりだったが、けっこう疲れた。

夕方、町の銀行でばったり出会った近所の方から

「孝さん、疲れた顔しているわあ~」と、ズバリ指摘されてしまった。

山仕事で疲れると前にも書いたが、食欲がガクンと減るのである。

夕食のおかずの半分は子供たちにやってしまう。
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