歩いてわかること

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先日、我家の林でミヤマセセリの姿を見たのだが、

雌雄の判別もできないほど一瞬のできごとだった。

今朝も暖かいので、林の縁から見渡してみたがチョウの姿は確認できなかった。

そこでゆっくり林の中を歩いてみた。きっとどこかにミヤマセセリがいるはずだ。

落ち葉を踏みしめているうちに、チョコレート色のミヤマセセリがころがるように

飛び出した。すぐに日光浴を始めた個体は、新鮮なメス。

IMG_9343ミヤマセセリめす.JPGひとつひとつ林の春の訪れを確認していく作業がこれからもしばらく続くだろうが、

チョウの中ではミヤマセセリの登場が一番手である。

午前中は日光浴ばかりで面白くなかったが、午後からは花にも来るようになった。

IMG_9472ミヤマセセリ吸蜜.JPGミヤマセセリが吸蜜している花はスミレの仲間。林には少なくとも2種類のスミレが

咲いているが、きちんと名前調べができていない。スミレの写真も撮影しているし、

何と言っても実物がたくさん生えているのだから、

花があるうちにきちんと同定せねばと、毎年、思う。

庭の草地ではルリシジミが次々と花を渡り歩いていた。

オオイヌノフグリ、アブラナ類、ナズナ、、、、、、、、、、、、、、。

よほどお腹が減っていたのか、こういうときは撮影チャンスに恵まれる。

チョンチョン、と味見をするかのように触角を交互に振る。

IMG_9275ルリシジミ.JPG腹端の様子からメスと思われたが、飛び立つ瞬間、翅おもての紋様がメスと、教えてくれた。

IMG_9282.JPGミヤマセセリを追いかけていたら、久しぶりにタテハモドキと目があった。

IMG_9367タテハモドキ.JPGたしか昨年12月だったか、草刈をしていて本種が笹薮から飛び出したことがあった。

あのときの個体と同じではないだろうか、そんな気がした。

歩き出してすぐにルリタテハが飛び出した。こちらはおそろしく人の気配に敏感。

絶対に近寄らせないゾ! そんな意気込みすら伝わってくる。

私の姿に気付くと、ルリタテハは急上昇。目で追いかけたら、コナラの樹上で樹液を

吸い始めた。なるほど、そんなところに餌場があったのだナ。

地上高3メートルほどの位置に樹液は出ているらしく、キタテハもやって来て

熱心に吸っていた。

庭のボケの花。冬の間にずいぶんと剪定しておいた。

IMG_9463ボケの花.JPG去年の春はここでヤママユの卵がいくつかふ化したのだが、今年はその気配はない。

ないが、先日からビロードツリアブがよく来ている。

お隣にアセビも花をつけているから、ここは餌場として最高の立地条件なのだろう。

これまでビロードツリアブをきちんと撮影していなかったことを反省し、

今日は少し粘ってみた。

ビロードツリアブ1.JPGビロードツリアブだけで200枚以上撮影しただろうか。

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