謎の繭の正体とジャコウアゲハ

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先月、紹介した謎の繭が羽化してその正体が、トビイロリンガであることがわかった。

コブガ科リンガ亜科。

Y0120151.jpg本種は幼虫越冬で、私が幼虫を見つけたのはツブラジイの葉裏。

2匹の幼虫はツブラジイを食べてそのまま繭を紡いだので、ツブラジイも食樹と

なるようだ。調べてみるとアラカシなどからも幼虫が見つかっている。

今日は次男の中学進学に伴い、子供部屋の大整理と模様替えを手伝った。

その合間に飼育部屋と仕事部屋の整理もやっていたので、ゆっくりフィールドを

歩く時間もなく、そして庭で羽化兆候が出ていたジャコウアゲハ蛹の羽化にも

立ち会うことができなかった。羽化時刻は推定で午後4時前ころだろう。

Y0120194.jpg今日も、E-M5 で撮影。

オリンパス OM-D E-M5 のパワーバッテリーホルダーが届いたので、

さっそくグリップだけを取り付けてみた。

当たり前だが、グリップをつけるとカメラ保持が断然、良くなる。

カメラをちゃんと構えている、という安心感がある。

グリップを付けてもカメラ底の高さはわずか1センチ高くなるだけで気にならない。

E-M5はボディ底のカメラネジ穴が光軸から少しづれているが、グリップのネジ穴は

ちゃんと光軸上にある。それも良い点である。

しかし、落とし穴もあった。

バッテリーの交換をするときには、いちいちグリップをはずす必要がある。

グリップをはずしてからバッテリー蓋を開ける、というのはじつにまどろっこしいのであるが、

それでもカメラをしっかり保持できるのは気分が良く、やはり捨てがたい。

グリップはつけたたまま使うことにしたが、どうせなら最初からこのグリップがついた

大きさ、デザインのカメラであったなら、と思う。

それでもじゅうぶんに小型カメラであるし、格好も良い。1センチの厚みのスペースが

加われば、もしかしたら内臓ストロボを付けることも可能になったのではないだろうか?



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