クスサン、ヒメヤママユの卵はふ化せず

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先月、東京都町田市のフィールドで見つけたクスサンとヒメヤママユの卵だが。

冷蔵庫から取り出して調べてみた。もうふ化させてもいい頃合である。

ところがクスサンの卵を一つ切り開いてみると中は青い液体で充たされており、

幼虫の体ができていない。つまり未受精卵であることがわかった。

クスサン未受精卵.jpg他にもいくつか割ってみたが同じこと。団子状に固めて産まれており、きちんと並べて

産卵されていなかったことから怪しいとは薄々感じていた。

同じ場所のミズキの幹で見つけたヒメヤママユの卵塊だが、

こちらは卵殻が透けたようになっており、オヤ?と思いながら切り開いてみれば、

中には寄生蜂の幼虫が居座っていた。5個開いて皆こうであるし、

卵殻の様子も同じなのでおそらく全部寄生を受けていると思う。


ヒメヤママユ寄生卵.jpg(上2枚の写真:E-P1 ベローズ+OMズイコー38ミリマクロレンズ
                                   ストロボ:コメットCX124Ⅱ)

さて、飼育部屋の様子。

飼育部屋.jpg四段に積み重ねた衣装ケースはまだ整理ができていないが、おおよそ飼育作業は

できるようになった。見えていない画面左手には飼育ケースを置く棚がある。

床はコンクリート面だから水を扱う場合も困らない。

この飼育部屋は西側が大きく開放されており雨が強い日にはけっこう中まで濡れる。

しかし、ここには温水器とそれに付随する熱交換器も設置されているので完全に外気を

遮断するわけにはいかない。飼育する上では外気をたっぷり取り入れたほうがいいとは

思っているが、雨が吹き込むのはなんとか阻止したい。それと強い日陽射しもカットしたい。

そこで雨と日光の一部を遮断するためのカーテンを考えているところである。

強風にも耐えるカーテンというのは難しい。



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