ホオズキカメムシ、雄の闘争

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[三股町 ]

仕事部屋のすぐ外に生えているイヌホオズキで、ホオズキカメムシの雄2匹が

闘争していた。

P5240105ホオズキカメムシ雄の闘争.jpg画面上の一匹はメス。

わかりにくいとは思うが、下のオス2匹は後ろ脚を使って闘争中である。

オスの後ろ脚の太ももは太くなっており、互いに脚で相手の体をはさみつける。

写真では背中が見えているオスは左脚を失っており、しばらくは頑張っていたが、

ついに退散してしまった。片方だけで闘争するのはさすがに不利であったのだろう。

このイヌホオズキの別の葉っぱにもう一匹オスが佇んでいたが、おそらくはそのオスも

闘争に負けた口かもしれない。

ホオズキカメムシではオスが数匹のメスを独占し、いわゆるハーレムを作ることが知られて

いるが、そのハーレム形成の初期の段階なのであろうか?

しばらく観察を続けてみたいと思う。

P5240071コガネムシカップル.jpg

コガネムシの発生量には年変動が激しいように感じるが、今年は多い。

このコガネムシの個体数変動とコガネグモの発生数にどの程度関連性があるのか?

ちょっと興味深い点でもある。

( 写真 : OM-D E-M5  マクロ45ミリレンズ )


今朝、延岡市で携帯電話基地局アンテナ設置操業に伴い、健康被害を受けたとして

全国で初めて訴訟を起こした原告の方ら、さまざまな資料データをいただいた。

被告はKDDI。

アンテナから半径300メートル内での住民の健康調査、アンケートなどの資料と、

原告の方々の健康被害についての陳述書を読むにつけ、これはかなり深刻な問題だと

感じてきた。

私は150メートルほど先に設置される基地局アンテナについて、

景観破壊の面だけで捉えていたが、電磁波の人体および電子機器への影響が

少なからず生じる可能性についても看過できないのではないか、と思うになった。

アンテナ設置については、ソフトバンクから設置業務を請け負った都城市の業者があって、

その業者がすでに設置工事の準備を着々と進めている。

しかしアンテナ設置場所からもっとも近い住民にすらまったく何の説明も行わず、

その住民から問い合わせが入ってから慌てて回答書を出してきた経緯を見ても、

あきらかに反対意見に過敏であって、

それを回避しながら、ことを進めていることがよくわかる。

基地局設置場所にあたる田上地区の自治会では、まだ表立った動きはないが、

設置業者への説明会開催請求などを検討中である。











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