バラの花

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[三股町 ]

オニヤンマのヤゴが多い川を見に行ったのだが、小雨が降り始めた。

これではオニヤンマは飛ばないだろうと思ったが、

川の様子だけでも見ておくことにした。自然観察では結果が出ることにこだわると

前には進まない。ともかく現場を歩いて、見ることを辛抱強く続けることが大事だ。

小川の土手に綺麗な、バラ属の花が咲いていた。

P5310022バラ属.jpg花弁がハート型をしている。花の大きさはノイバラくらいだ。

園芸種がたまたまここで繁殖したのだろうか?

この野バラは、ツクシノバラ(ツクシノイバラ)、であるようだ。

九州ではとくに宮崎県内に広く分布するという。


庭の畑で、ニホンホホビロコメツキモドキが産卵していた。

キュウリと苦瓜の柵は竹で組んだものだ。

この竹が産卵場所になる.。

産卵する前に、産卵孔を掘るのだが、これはかなり時間と手間をかける。

仔細はいづれ出版本で紹介したいが、産卵孔の形状は複雑である。

P5310106ニホンホホビロ産卵前行動.jpg写真は産卵孔を穿っているところ。硬くて厚い竹に産卵用のトンネルを掘るのである。

( 写真: OM-D E-M5  12-50ミリズーム、魚露目8号レンズ )



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