さなぎ

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イラガの繭は、冬の間に松山の実家で採集した。

採集するときにはイラガセイボウの寄生を受けたものだけを選んだつもりだった。

しかし、その中で一個だけ寄生を免れた繭があった。

今朝になってそのことに気付いたのだが、イラガ羽化時刻は通常、夕方に集中する。


P5300070イラガ成虫.jpgほかのイラガ繭の一つでは、イラガセイボウ蛹が成長していた。

P5300074イラガセイボウ蛹.jpg繭の中の繭である。蛹は蝋細工のようで美しい。

P5300086いらがせいぼう蛹.jpg

ソメイヨシノ(桜)の細枝内では、リンゴカミキリが蛹になっていた。

P5300084リンゴカミキリ蛹.jpg



( 写真: OM-D E-M5  マクロ45ミリレンズ  )



今夜に予定されていた自治会の会合はキャンセルとなったが、

携帯基地局設置工事の問題は終わったわけではない。また必ず同じ問題が勃発する

ことは明白である。

延岡市で基地局電磁波で健康被害を受けたとして、KDDIを相手に告訴した

原告団の団長さんから多くの資料をいただき、それをファイルにまとめ、

自治会の会長さんに、読んでもらうようにお願いした。

せめて三役の方で回してもらいたい、あるいは住民のなかで関心のある方には

是非、お伝え願いたいと、申し出た。

東京から移転してすでに5年。

地元の複雑な事情など、私には一切、理解できていない。

しかし、誤解されようが嫌われようが、ともかく話をしないことには、

前には進めない。

電磁波健康被害について、真剣に考えようとする人はまだ少ないが、

基地局がどんどん増殖していくことに対して、黙っているわけにはいかない。
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