ダンゴムシ

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[ 宮崎県 三股町 ]

ダンゴムシは昆虫ではないが、児童向け昆虫図鑑ではクモと一緒に必ず登場する。

さて、私は二人の子供の保育園の送迎をほぼ十年間やった。

朝夕、身支度をさせ保育園に行き来するのが私の務めであったのだ。

幼い子供たちが、まず最初に身近な生き物として接するのは、ダンゴムシである。

動きが鈍いこと、地面という目線の低い環境にいること、そして触ると丸くなる、という

習性がなおさら子供の興味を惹きつけるわけである。

保育園に毎日通っていると、ダンゴムシが子供のお友達になる、ということが

直に伝わってくる。そういえば、自分の幼いときはどうだったかなあ、と

思い起こせば、なんだか汚らしい生き物くらいにしか感じていなかったように思う。

それはもしかしたら親の反応の影響を強く受けていたのではないか、とも思う。

伊予弁では「きしゃない!」と言われた。つまり「汚い!」である。

ダンゴムシは汚い生き物、という親の認識をそのまま受け継いでしまったようだ。

まあ、親のせいにするのも何だか気が咎めるが、今の時代ほど

「環境うんぬん」という意識はきわめて低かった時代であった。

ゴキブリを気持ち悪い、と極端な反応をするのも、おそらくは家庭環境にあるかと

思う。

飼育していたダンゴムシが脱皮していた。

ZB115559だんごむし.JPGダンゴムシはまず後ろ半分を先に脱皮し、日をおいて前半分を脱皮する。

なんでそんな面倒臭いことするのか、わからないが、脱皮殻は必ず食べてしまう。

ZB115570だんごむし.JPG小さな口で上品に食べるので、殻を全部食べきるにはずいぶんと時間が掛かる。

だから2回に分けて食べるのかどうかは知らない。殻といっても結構分厚いように見える。

食べごたえがあるんだろうなあ、とも思える。

ダンゴムシという生き物は、飛んだり跳ねたりと、派手な動きはできないが、

丸くなったり、脱皮を2回分割したり、子供を産み落としたり、いろいろな餌を食べたり、

青い色の派手なのがいたりとか、意外と話題豊富で、人気者ではある。

(写真: E-M5 M.60ミリマクロレンズ ) 








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