モンキアゲハ越冬蛹を、拾う

| | トラックバック(0)
[ 宮崎県 三股町 ]

一週間前に刈った刈草の一部を片付けた。

畑のすぐ隣でもあったし、気になっていた場所から手をつけた。

刈り草はまだまだ山ほどある。

一輪車で刈草を運んでいると、コロンっと転がり出たのが

モンキアゲハの蛹だった。緑色でとても目立つ。

3Z5A1853モンキアゲハ蛹.JPG「ああ~!蛹だあ~!」わざと大声で発見を告げると、

窓越しに「アゲハチョウ?」と嫁さんが聞き返した。

「この90度に近いそり返り、このシルエットこそは、モンキアゲハなんだよ。」

「大事に取っておいて。」と手渡してから、熊手を使う作業に戻った。

もしもこの蛹が褐色型だったら、見落としていたかもしれない。

どうやらカラスザンショウで育った幼虫が下草のササで蛹化したようだ。

そのササを先週、私が根こそぎ刈ってしまったのである。




« モグラ と ジョウビタキ と 私       鳥と昆虫 »