挟み込み式、はやにえ、とは

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[ 宮崎県 三股町 ]

まずは写真をご覧あれ。

B_000786.JPGはやにえツチバチ.JPG二又の枝先に頭部を押し込まれて絶命したのは、ツチバチの一種であろう。

大きく湾曲した大顎がわかる。

モズがはやにえを立てるのは鋭く尖った部位ではあるが、こうして挟み込む、という

ケースも少なくない。この場合、二又の角度や寸法を、モズは正確に目測して

挟み込むに妥当かどうか、という判断をしているのであろうか?

モズが人間になる瞬間があるとしたら、一度でいいから聞いてみたい。

「すみません、ちょっと聞いてもいいですかあ?」


今日は松山から宮崎まで車で戻った。

のべ8時間の行程にはいささか疲れた。油断していると交通事故でいつ死んでも

おかしくはない。実際、大分の国道10号線で中央車線に斜めになって大破した

事故現場を通り過ぎた。その車は後部車体がグシャグシャで左の前後輪とも溶けて

消失していた。バイク2台と乗用車2台が絡む事故だったようだ。

おそらくは無理な追い越しがあったのだろうと想像する。

交通量が少ないこともあって、佐伯ICから延岡市北川ICまでの山間部の

国道10号線ではかなりの速度超過をする車が多い。道も蛇行している。

私を追い抜いていったバイクがあったが、そのバイクが絡む事故だったのだ。

事故現場では事故当事者たちが分散して交通整理をしていたが、

その有様を眺めながら、自分の運転も慎重にせねばと思い直した。

ちょっとのタイミングで自分が事故に巻き込まれていたかもしれない。

死ぬ確率が高いのは、交通事故だろうと改めて思った。

だから昨日、岡山の講演の仕事も車は止めて、電車にしたのであった。

連日で長時間の車の運転は危険きわまりない。








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