舘野鴻さんの絵本「しでむし」

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[ 宮崎県 三股町 ]

だいぶ前になるが書店でこの絵本を見た。貧乏性だから旅先でもあったので

購入しなかったが、ふと思い立って昨日注文した。

届いた絵本を開いて感動し、少し懐かしい気分も味わった。

やはり手元に置きたい絵本の一冊である。

本008.jpg今日は午後から山仕事。山仕事には終わりはないどころか、ずっと続けねばならない。

今日やる段取り、範囲を一応決めてから作業に取り掛かる。もちろん、

休日以外は私一人で行う。もし面白半分でもこの作業をしてみたい、などと

いう方がいたら、働いた分、晩飯と美酒くらいは振舞うつもりだが、そういう若者は近頃、

皆無となったように感じる。

いやまあ、若者でなくてもいいのだが、少なくとも私よりか歳下でないと、私が気を遣って

疲れるだろうことは想像できる。

私は「ロビンソン・クルーソー(ロビンソン漂流記)」を初めて読んだとき随分と興奮し

夢中になった。それ以来、密かにロビンソンのような孤独な生活に

憧れてきた。しかし、山仕事は6年経てもまだ手付かずの場所もあるくらい停滞しており

なかなか手ごわいものがある。少し目線を変えて、作業速度を加速しないと、

山のあるべき姿がなかなか実現しない、との焦りも感じてきた。

我が家の林はこうあって欲しい、というビジョンをもっとしっかり前面に出して、

作業を進めたいのである。この作業、先送りするほどどんどん、やりづらくなって

作業量も増していく。

と、いうようなことを思いながら犬の散歩をしていると、

今まで草むらに埋もれてそこにあることに気づかなかった、井戸に出会った。

3Z5A3573井戸.JPG昨年の暮れに草刈作業をしていた場所だ。

田んぼの脇にある。井戸と言ってもご覧のとおり浅い。



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