ミカドアゲハとネコノチチ

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朝から陽射しが厳しい。

玄関前で屈んで草刈をする。

鎌を持つ手で額の汗をぬぐうも汗は止まらない。ともかく暑い!

そんなとき、家庭菜園にミカドアゲハが飛来した。

吸蜜するならシロツメクサくらいだろうと、急いでカメラを取りに戻った。

ふたたび庭に出てみるともうミカドアゲハの姿はなかった。

「こっちにいるよ!!」 嫁さんの声がする。

「え!?どこよ?」

見ればなんとネコノチチの梢に忙しく舞う姿があった。

3Z5A1049ミカドアゲハ.JPG花はどこに、と近寄ってみればミカドアゲハが口吻を伸ばして教えてくれた。

ネコノチチの実は目立つのでよく知っているが、そういえばこれまで花をじっくりと

見たことがない。地味だが花蜜はよく出ているようだ。

IMG_5883ネコノチチ花.JPG小さな花がいっぱいついている。

ふと頭上を見上げれば、ナナミノキの花も咲いていて、その花弁が雨のごとく降ってくる。

「ああ、春も終わったなあ。」

翅の擦れたミカドアゲハが高く舞い上がる姿を見送りながら、ちょっと溜息をついた。

今日は日南市、「まなびピア」図書館で講演を行った。




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