冬の越し方、さまざま

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街中に出たついでに、三股町 上米公園に立ち寄ってみた。

スミナガシの越冬蛹を見ておこうと思ったからだ。 

昼過ぎゆえ、外灯の下には何も残っていなかった。

スミナガシの食樹ヤマビワの傍に行ってみると、すぐにムラサキツバメの

越冬集団が見つかった。 9頭が寄り添っていた。 この場所はほとんどが陽射しが入らない。

701A9362ムラサキツバメ越冬集団9頭.JPGスミナガシの越冬蛹は、探し始めて3分で見つかった。 地上高、1メートル、と低い。

701A9382スミナガシ越冬蛹.JPG今までこの林ではなかったことだが、下刈り作業が入り、人の踏み跡ができていた。

スミナガシの蛹がついた木も危ういところで刈り残されていた。

ナツフジの葉っぱでは、コミスジの幼虫が食事中だった。この幼虫はこのまま枯れ葉など

に移動して越冬する。 ナツフジの葉もうっすらと黄ばみ始めている。 旨いのかな?

701A9337コミスジ幼虫.JPG

( 写真:  Canon EOS 5D Mark III    EF17-40mm f/4L USM

                        シグマ50ミリマクロ )

 さて、9月11日に埼玉県の飯能市で案内してもらったフィールド。

そこの渓流に大きな葉で、特徴のある種子をいっぱい付けた樹木があった。

同行者みんなで、「これは何の木だっけ?」と、なった。

ずっと宿題だったが、ようやく調べてみて、オオバアサガラ、と判明した。

3Z5A8912オオバアサガラrisaizu.JPGオオバアサガラは、エゴノキ科、アサガラ属。西日本には同属のアサガラが分布している。

6月には白い花がたくさん開花する。 開花の時期にもまた訪れてみたいものだ。


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