| | トラックバック(0)
かなり寒い朝だ。 庭に出てキャベツの点検などしていると、

コカマキリ♀の死骸と目が合った。

3Z5A4486.JPGまだ死後硬直には至っておらず、触れると体がしなやかに曲がった。

「オイ!」と思わず声をかけてしまった。 「まだ生きているのかあ~!」

このコカマキリ♀は、もしかしたら生前、私がしつこく撮影した個体かもしれない、と思えた。

でも私は、合掌したりはしない。 生きるものすべて、いつかは必ず死ぬ。

死んでも、死んでも、また次の季節には、新しい命が誕生する。

一方で、まだ元気なオオカマキリの♀がいた。 さすがに動きは緩慢だ。

3Z5A4471.JPG



« 神社のさなぎ詣で       ハエ男 »