神社のさなぎ詣で

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「鎮守の森」がある神社は、自然観察の素晴らしいフィールドでもある。

ただ、「鎮守の森」が大切に残されている神社は、激減した。

社殿や売り場や駐車場が立派になり、近代的な神社には、情けないほどの林しか

残されていないことが多い。

まあそれはともかく、午前中のわずかな時間だけ、神社を訪れてみた。

701A9492神社.JPG神木、オガタマノキを見上げてみれば、すぐにミカドアゲハの越冬蛹が見つかった。

しかし、地上高3メートルは高い。 そこでオガタマノキに寄り添うサカキの梢をめくって

いくと、手の届く高さに蛹があった。

701A9434ミカドアゲハ蛹.JPG同じサカキで、陽射しに透けていた3個目も発見。

701A9456.JPG
古い羽化殻も2個あった。春か夏に羽化したのだろう。

701A9461.JPGミカンの木から6~7メートル離れた垣根では、ナガサキアゲハの越冬蛹が見つかった。

写真画面の奥に、もう一個付いていた。

701A9414ナガサキアゲハ蛹.JPGクスノキの傍の土塀漆喰には、アオスジアゲハの越冬蛹。

701A9510アオスジアゲハ蛹.JPG
( 写真:    Canon EOS 5D Mark III    EF8-15mm f/4L FISHEYE USM

                         シグマ50ミリマクロ           )






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