ボロボロノキとベニツチカメムシ

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延岡のベニツチカメムシはすでに土中へと潜り込み、

地上の集団は姿を消していた。一年中、集団を形成するベニツチカメムシも、

酷暑の夏と、厳冬期においては、文字通り、地中のカメムシとなる。

これまで越冬集団との誤解も多くあったが、ベニツチカメムシの集団はまったく

事情が違うのである。冬越しのために集合するのではない。

さて、先日、宮崎県南でもボロボロノキがあり、ベニツチカメムシを見つけた、という

情報をいただいた。極めて貴重な情報であった。

さっそく、今日のこと現地に赴いてみた。

ちょうど次男のバスケットボールの地区大会が、その近所で開催され、

私は送迎班でもあったので好都合だった。

現地に着いてすぐ、たしかにボロボロノキが数本あって、しばらく探ってみると、

集団がいくつか見つかった。

ベニツチカメムシ集団3Z5A5590.JPG県南は延岡よりかあきらかに暖かい。

だからか、集団はまだ残っていて、地面に潜り込んだ個体は少ない。

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