樹液レストラン、そしてハチマガイスカシバ

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我が家のクヌギで、比較的観察し易い樹液レストランは3カ所。この3カ所以外で一番集まりのいい、繁盛している樹液レストランは、10メートルほどの高所にあり、双眼鏡で観察するしかない。
今年の傾向としては、ノコギリクワガタがやたらと多い。3カ所のレストランを合わせると、毎日、ほぼ7〜8ペアは見られる。今朝の顔ぶれはヒラタクワガタ♂、カナブン、カブトムシ♀、ミヤマカミキリ♂、ゴマダラチョウ、、など。ヒメスズメバチも来たが、ヒラタにすぐ追い払われてしまった。
樹液レストラン今朝701A2507.JPG先週、梅雨明けした17日、別のレストランの様子はこちら。ノコギリクワガタが毎日、来ている。
樹影レストランIMG_1790.JPG顔ぶれとしては寂しいが、ゴマダラチョウが花を添えてくれる。ここに黄色いスズメバチ、緑色のアオカナブン、そしてカブトムシの♂、あとスミナガシも入れば、もちろん申し分ない。しかし、役者がそこまで揃う舞台は、滅多に見られない。残念ながらオオムラサキは、宮崎県内では深山のチョウであり、平地林には生息していない。

今朝のこと、庭のゴーヤの葉に、ハチマガイスカシバがいた。初めて見るスカシバだ。
ハチマガイスカシバIMG_4169.JPG
羽化直後なのか、とても綺麗な姿で、翅の赤い鱗粉模様が鮮やか。図鑑の標本写真では、この部分の色が出ていない。本種は成虫、幼虫ともに生態が不明らしい。写真の個体は我が家の敷地内で育ったのだろうか?
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