夏日の虫たち、賑わう

| | トラックバック(0)
延岡市

黒いアゲハ類の中でも、案外、クロアゲハは見かけない。宮崎に来てからの8年間、ほとんど見ていないが、今朝は久しぶりに出会えた。
クロアゲハ701A3042.JPGカノコユリに来ていたクロアゲハ。百合の橙色花粉を翅にいっぱいつけているところが、いい。まるでお化粧しているみたいだ。カノコユリには、ミヤマカラスアゲハ、カラスアゲハ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、アカタテハ、クロセセリなども来ていた。

昨日、カブトムシの♀が来ていたソテツの雄花を覗いてみると、なんとオス3頭、メス2頭が陣取っていた。
ソテツかぶと701A2901.JPG写真画面の裏側にも雌雄が2頭がいて、花の一部に孔を穿って頭を突っ込んでいた。カブトムシみんな酔いしれているようであった。まさに「カブトムシ酒場」。他の虫は一切、来ていないのも不思議ではある。お客さんは、カブトムシに限定という、超高級酒場なのだ。

今日は早めに自宅へと戻った。
キンカンの花にはミヤマカラスアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハ、クロセセリ、コチャバネセセリが来ていたが、嫁さんが曰くには、昨日、私が留守にしている間、キンカンに来ていたアゲハ類はさらに数を増し、それはそれは盛大な吸蜜パーティーだったそうだ。

« カブトムシ♀、ソテツの雄花に誘われる       ねぐらのオナガアゲハ »