クリオオアブラムシ、一斉ふ化終盤となる

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三股町 田上

先日、庭のクヌギの枝にびっしりついていた、クリオオアブラムシの卵がふ化しているのに気付いた。ふ化最中の個体もいたが、ほとんどはふ化済みで枝先へと移動が始まっていた。

クリオオアブラムシ_Z039641_1.jpg口吻を垂直に突き立てているのは、これから長い口針を差し込む作業中、ということだろう。口針が深く枝の組織内に入れば、他のアブラムシのように体を枝に密着させ、落ち着くはずだ。越冬卵には数頭の寄生バチがたむろしており、幼虫の体に産卵管を突き立てていた。ふ化するやいなや(逃げようがない)、寄生産卵を受けるのだから、なかなか厳しい世界ではある。これに抗する手立てが、アブラムシ側にあるのだろうか?

ホトケノザの花や蕾をしげしげと眺めていた。


ホトケノザ蕾IMG_2337.JPG
毛玉のような蕾は、これは防寒対策なのだろうか?綺麗だな、と感じるだけで考えたことがなかった。

ホトケノザ蕾_1 (2).jpgで、これはホトケノザの種子(果実)だろう、と思う。まるで洋菓子かと思わせるメルヘンチックな姿↙︎  大きさ2㎜以下。
ホトケノザ種子2.JPGミクロな世界から一転、菜の花畑の光景。 薄曇りで気温も低い中、仕事に励んでいるニホンミツバチ。
ニホンミツバチIMG_2400.JPG
あちこちの地面では、マムシグサのツノがニョキニョキ生えている。この様子を微速度撮影すると面白いだろう。

マムシグサIMG_2348.JPG山仕事を1時間半、行った。今日の作業は刈ったササの撤去だ。刈ったササの茎は白く目立つ。見た目にも不自然に感じるのだが、それよりも、撮影上、この枯れササが白い筋ボケとして写り込むのが困るのだ。熊手で枯れササを集め、庭まで運び上げる。これが結構、堪える。しかし、やらないと、やるのでは、大違い。刈りササは見た目だけでなく、斜面ではとくに、歩くときに脚を滑らせ易いので、刈ったあとにすぐ撤去しておくべきなのだが、去年はそれをサボッてしまった。





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