昆虫学者とは

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愛媛県 松山市

今日は、「日本昆虫分類学会」の第19回大会に参加した。
大会のプログラムには懇親会があって、元昆虫学研究室教授、宮武睦夫先生の米寿のお祝いもあった。

大会前の昼食はロープウェイ街の「車井戸」で、天ぷらうどん(530円)を食べた。30年前から味は変わらない。
懇親会のあと、一人で「酒独楽」に寄り「磯自慢」(静岡)と「奥播磨」(兵庫)を堪能し、夜食に「珍珍軒」の中華そばを食べた。
「珍珍軒」の看板はテープで補修されたままで、新調されてない。そういう、ちょっとだらしないところもいい。

城山から御幸寺山が奇麗に見えた。
御幸山IMG_0487.JPG
御幸寺山は愛媛大学の本学キャンパスの北側にある。
学生時代、ここでオオスズメバチ越冬女王を崖から掘り出したり、オオムラサキ越冬幼虫を多数見つけたり、ミズイロオナガシジミ越冬卵を採集したりした。
あるいは、同級生の女子4人と遊びに登ったこともある。そのうちの一人が今の嫁さんである。

昆虫学者に憧れた時期もあったが、いつの間にか私は全く別の道筋を歩んでいた。
学会に出ることはほとんどないが、久しぶりに昆虫学の講演を拝聴して、ずいぶん勉強になった。

松山も帰省するたびに、様変わりしているが、大街道の書店「明屋書店」が無くなっているのには驚いた。本を買おうと思っていたのだが、本屋が消えてしまった。


  明日は、松山城を歩く予定。

松山市 南高井町 正友神社

境内のクスノキの幹にいた、ツマジロエダシャク。
ツマジロエダシャクIMG_0469.JPG
風に翅が煽られていた。どこかで見たことがあるな、と感じたが、同属Kranandaにスカシエダシャクがいて何回か、以前に紹介したことがある。
ツマジロエダシャクの食樹はクスノキらしい。ということは、羽化直後であったのだろう。
こんな時期に羽化するものだろうか?
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