ぬくいのう〜松山

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愛媛県 松山市

松山空港にてブログ更新。フリーWi-Fiを使えるようになったのは、つい最近のことかと思う。
記事の内容は昨日(11日)歩いた松山城と今朝のこと。

東雲口から松山城に登った。日曜日とあって観光客が多い。
天守閣のある頂上からは市街地と瀬戸内海が見える。
瀬戸内海IMG_0556.JPG
ササにはタケトゲハムシの「しわざ」が多数見られた。四国ではここ数年で一気に増えているようだ。
タケトゲハムシIMG_0557.JPG
城山の森は元々、植栽されたアカマツ林だったが、遷移して今では鬱蒼とした照葉樹林に覆われている。アベマキの大木も多く、樹齢のためだろうか衰えた樹があちこちで伐採されていた。根元径で1m20~40cmはあろうか。
アベマキIMG_0545.JPG
アベマキの落ち葉を並べてみた。
アベマキIMG_0564.JPG
置いたカメラザックを背負おうとして、ふと見れば、すぐ横のクチナシの葉上に、オオクモヘリカメムシがいた。
オオクモヘリカメムシIMG_0621.JPG
実家のすぐ傍で、キンカンで育ったであろうナガサキアゲハの越冬蛹を見つけた。
ナガサキアゲハ蛹IMG_6247.JPG
私が学生の頃にはナガサキアゲハはそう多くもなく、ましてこうして越冬蛹を見つけることなど、困難であった。私自身の探索能力の低さもあったろうけど、たしかに今とは違って少なかったと思う。

エノキの根際の落ち葉で、ゴマダラチョウの越冬幼虫がいくつか見つかったが、まだ葉上に残っている幼虫もいた。エノキの葉はまだ青々としている。
ゴアダラチョウIMG_0450.JPG
宮崎の三股町よりか、松山のほうが余程、暖かいようだ。
伊予弁では「あったかいなあ〜」を、「ぬくいのう〜」と言う。
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