春型、アゲハ

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よく晴れたが、冷たい北風が強く、外に出るとけっこう寒い一日だった。

今朝は地区の公民館で自治会の総会があり出席した。いろいろ、田舎ならではの話題が上がったが、行事に若手が集まらない、という現実は深刻ではある。しかし、実際には若手がいないわけではない。世代間での断絶こそが突きつけられた問題だと思う。

風に逆らうように庭に飛来したアゲハは、ホトケノザでしばらく吸蜜していった。

アゲハ_Z5A9427.JPGこのあとボケの花も訪れたが、ほとんど吸蜜することなく、忙しく飛び回ってから姿を消してしまった。

「おい、おい、アゲハが来ているよ!」と嫁さんに声掛けしながらカメラを取りに走り、
ストロボの設定をメニューでやりつつ、外に出ても撮影には間に合った。
ラッキーだったと言えばそれまでだが、通常は間に合わないのが当たり前。

北九州市の自然写真家、武田晋一さんが取材の途中で我が家を訪問してくれた。
普段は孤独に仕事をしているので、同業者の方と会う時間は、きわめて貴重とも言える。

数年前にお会いしてから、なんだか印象が違って感じる。そういう自分も気付かないうちに変わっているのだろう、と鏡を見ているような気持ちになった。
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