オオカマキリモドキ、ふたたび

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午前中、都城市の北東部でキノコ探しに費やしたあと、午後からオオカマキリモドキを見に行った。

昨日と同じ場所(上米公園)の柿の木を見上げると、すぐに見つかった。

オオカマキリモドキ10IMG_1841.JPG
ジョロウグモの網糸が気になったが、なんと!そこにヒラタミミズク終齢幼虫の脱皮殻があった。
ヒラタ抜け殻IMG_1845.JPGつまりこれは羽化殻でもあるが、ヒラタミミズクがこの場所で成長したことを物語っている。ここはヒラタミミズクの生息地と言えるわけだ。
こんな近い場所にいることを知って、嬉しくなった。三股町内で2カ所目。

ジョロウグモの網糸には、オオカマキリモドキの翅もぶら下がっていた。
オオカマ翅IMG_1801.JPG離れた場所に3枚、計4枚の翅があった。柿の木に集まって来る昆虫は、すべからくクモの餌食になりうる、ということだ。

さて、オオカマキリモドキが柿の木に、まるで集まっているかのごとき状態を見て、
かつて所沢市の雑木林のヒメカマキリモドキや、多摩丘陵のクリ林のキカマキリモドキの観察に思いがつながる。

この続きはまた、明日。


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