竹筒のにぎわい

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先月のはじめころ、ニホンホホビロコメツキモドキの真新しい産卵痕が、

刈りはらったメダケの枯れ材(竹筒)に、いくつもついていた。

そしてようやく、私が設えておいた産卵トラップの竹筒にもニホンホホビロコメツキモドキが

やって来るようになった。

X31103366.jpg産卵穴を作るメスは、しっかりと脚をふんばって作業を続ける。

堅い竹筒に貫通孔を穿つには、かなりの力が必要だろう。

その孔は貫通してなおかつ産卵管が通り、なおかつ太過ぎてもいけない。

細くて長いトンネルを上手に掘るには、優れた工具も必要であろう。

左右の大きさが違う大アゴは、たいへん役立つ工具となるようだ。

本種の頭部は、逆光を受けると小豆色に輝く。


オスがやってきて、交尾がはじまった。そこへ別のメスがやって来て、

オスの頭にかみついた。

X31103595.jpgじつは、オスにかぶりついたメスは、このあとしばらくして、

このオスと交尾が成立したのである。どうやら婿不足であるのかもしれない。

竹筒はニホンホホビロコメツキモドキの産卵場所となっているが、

ハキリバチのなかまも、育児準備で忙しい。

W21103071.jpg葉っぱを運び込んでは、また切り出しに出掛ける。

W21102982.jpg
X31103934.jpgハキリバチの忙しい働きを眺めるかのように、

ヨツモンカメノコハムシがじっと佇んでいた。今年も本種は多く発生している。

W21102843.jpg








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