今日の写真は昨年、12月28日に松山で撮影したもの。
松山の実家の前には竹林があるので、ベニカミキリの新成虫を探してみた。
残念ながらベニカミキリの幼虫はたくさん見つかったが、
新成虫を割り出すことは叶わなかった。
枯れた竹材をカツン!コツン!カツン!コツン!とやっているうちに、畑で働いていた
おばちゃんが不審に思って竹やぶを覗きに来た。
気配を感じてすぐにおばちゃんの前にすっ飛んで行き、事情を説明した。
ええ歳こいたおっさんが、年末の忙しいときに、何しよん?
言葉にはなかったが、おばちゃんの顔にはそう書いてあった。
竹やぶの中は荒れている。土地の持ち主はもう長いことここの管理を放棄しているからだ。
竹やぶの竹はどんどん隣の草地に侵食し、昔、私がモズの撮影に励んでいた明るい草むら
は、暗い不気味なやぶとなってふさがっていた。これを見て年月の経過をしみじみと感じた。
いや、松山の町はどこもかしこも変わってしまった。
昔の面影を探す意欲も失せてしまうほどに。
東京に住んでいた頃、松山に帰省すれば様々な撮影スケジュールを組むことができた。
とくに出掛けなくとも実家のすぐ周辺で事足りることも多かった。
しかし、どうやらそれも叶わないところまで来てしまったなあ、というのが実家周辺の
変貌振りを見ての感想だ。少し寂しいが、現実だ。
さて、竹やぶでゴソゴソやっているうちに、次々とヤモリに出会った。
10匹以上はいたかな。
枯れ竹の中は彼らにとっては居心地の良い棲みかのようだ。卵の殻もたくさんあった。

松山の実家の前には竹林があるので、ベニカミキリの新成虫を探してみた。
残念ながらベニカミキリの幼虫はたくさん見つかったが、
新成虫を割り出すことは叶わなかった。
枯れた竹材をカツン!コツン!カツン!コツン!とやっているうちに、畑で働いていたおばちゃんが不審に思って竹やぶを覗きに来た。
気配を感じてすぐにおばちゃんの前にすっ飛んで行き、事情を説明した。
ええ歳こいたおっさんが、年末の忙しいときに、何しよん?
言葉にはなかったが、おばちゃんの顔にはそう書いてあった。
竹やぶの中は荒れている。土地の持ち主はもう長いことここの管理を放棄しているからだ。
竹やぶの竹はどんどん隣の草地に侵食し、昔、私がモズの撮影に励んでいた明るい草むらは、暗い不気味なやぶとなってふさがっていた。これを見て年月の経過をしみじみと感じた。
いや、松山の町はどこもかしこも変わってしまった。
昔の面影を探す意欲も失せてしまうほどに。
東京に住んでいた頃、松山に帰省すれば様々な撮影スケジュールを組むことができた。
とくに出掛けなくとも実家のすぐ周辺で事足りることも多かった。
しかし、どうやらそれも叶わないところまで来てしまったなあ、というのが実家周辺の
変貌振りを見ての感想だ。少し寂しいが、現実だ。
さて、竹やぶでゴソゴソやっているうちに、次々とヤモリに出会った。
10匹以上はいたかな。
枯れ竹の中は彼らにとっては居心地の良い棲みかのようだ。卵の殻もたくさんあった。
