イノシシ、カラスアゲハ

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毎年、秋が近づくと田んぼの周囲に網が張り巡らされる。

とくに谷津田の奥の山に近い田んぼが、イノシシにやられる。

今朝も農家の方が家族総出で網の設置作業を行っていた。

猛暑の中、たいへんな労力を要するだろうと思う。

IMG_0211.jpg牛の肥育用トウモロコシもやられる。近い場所で被害が出た、ということでうちのすぐ下の

畑でも網を巡らしていた。

IMG_0195.jpg竹ざおの先にビニール縄の輪がぶら下げてある。これが網の外側にずらりと並ぶ。

一見、くくり罠のように見えるが、そうではない。

このビニール縄のわっかに触れるのを、イノシシは嫌がるそうである。

もっとも実際に効果を発揮するのかどうかは、仕掛けたご本人もよく知らないそうだ。

しかし、できる対策はあれこれ試してみたい、という気持ちはわかる。

イノシシ撃退対策として聞いた話には、他にもいろいろ面白いものがあって、

その根拠は今ひとつ明解ではないものの、こういう情報はあちこちへと広まるようだ。

埼玉県の越生で伺った話では、車などに積んでいるバッテリーを並べておくとイノシシが

これを嫌がるということだった。それで効果があったとも言う。

バッテリーの臭いが効く!という説明だったが、ではバッテリーのどの成分なのかは、

はっきりしない。臭いだと言うなら、バッテリーでなくても、その臭い成分を直接使えば

いいような気もするが、よくわからないこそバッテリーを並べるわけだ。


今朝は嫁さんが大きな声で騒ぐので駆けつけてみれば、イヌザンショウの脇に

カラスアゲハのオスが休んでいた。

IMG_0193.jpg「オーイ!でっかいチョウがいるよ~!!」

撮影しながら小5の女の子を呼ぶ。

網を持って走ってきたものの、

「おじちゃん、採って!ボクがやると失敗しそお~」

「オイオイ、またおじちゃんかい、、、、自分で、、、」

言っているうちにカラスアゲハは飛び立ってしまった。

私は網を受け取って追いかけ、間一髪のところで捕獲した。

虫追いかけて走るなんぞ、滅多にないことだゾ。

IMG_0230.jpgうちの林の縁では、大きなメスが休んでいた。

また呼ぶべきかどうか迷ったが、家まで距離があって声は届かないので止めておいた。

しかし、今日は撮影で外を出歩いている時間はあまりない。

写真を整理して、東京へ送る準備をしなければならない。

( 写真: EOS-7D シグマ20ミリ )



キャノンのカメラはもう型が古くなったので更新どきとみて、EOS-7Dを使うことにした。

カメラは10万以上するものは買わないと書いたが、EOS-7Dは最安値で11万ちょっと。

予算オーバーだがギリギリ許容範囲内と考えた。5Dマーク2などは論外。

ファインダー視野率100パーセント、というのもいい。

内臓ストロボはマニュアル発光で調光できるが、メニューを開かないとできない。

この辺りはオリンパスカメラの方が操作性がはるかに良い。

ただし、EOS-7Dでは1/3段での細かい調光が可能。オリンパスは2段階でしかできない。

E-TTL発光も露出が正確であまり大きくハズさない。オートでも広い範囲で使える。

オリンパスとキャノンを足して2で割ったようなカメラが無いものか、と感じる。

EOS-7Dの細かいところでは、バッテリーを6個までカメラに登録でき、

バッテリーの使用暦など管理チェックできるシステムは便利だ。

バッテリーにはそれぞれシリアルナンバーがあるから、どの程度使い込んだのか、

そろそろ替え時なのかどうかのチェックも個別にできる。






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