小さくても、カブトムシ。

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ツノトンボの孵化は午前中に行われ、それも正午前頃が多いようだ。

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写真はすでに卵塊の全てが孵化し終えたところだが、最初の孵化が始まったのは

午前11時過ぎのこと。数多く並んだ卵の孵化タイミングにはバラつきがあるが、

孵化時刻には斉一性があってそのバラつきはおよそ30分以内におさまるようだ。

幼虫の姿はよく知られたアリジゴクにそっくりである。

この幼虫たちはいづれ地表へと降りて行き、チリチリばらばらに分散する。

ツノトンボの幼虫は肉食であり、獲物を待ち伏せする点でもアリジゴクの生態と似通って

いる。

それであるにも関わらず、産卵場所が地表より高い(30~40センチ程度)位置に

決まっているのはなぜだろうか?


さて、先日のこと。近くのハルニレの樹液にやってきたカブトムシのオス。

最初は変なカナブンかい!?と思ったくらい、チビ介。

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写真右のチビ介は、標準サイズのオスと並べてみるとその大きさがよくわかる。

「なに、これ!?アハハハハハ、かわいい~!」

とは、嫁さんの反応。

私もこんなミニサイズのカブトムシは初めて見た。

こうなると、さしずめ関取の太ももにしがみつく小学生である。勝負にもならん。

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( 写真全て: EOS-7D EF-S60ミリマクロ )


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