カメラマンの仕事

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うちの畑にはシソがものすごく繁茂しており、わざわざ大葉を店で買う必要はない。

シソの香りはいいもので、とくに刺身には欠かせない。揚げ物にも良く合う。

そんな大葉がどっさりと畑にあるのだから、ささやかな幸せに浸れる。

シソは小さな花をたくさんつけるので、ここに訪れる虫も多い。

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数日前から、シソの花を訪れる虫を撮影してみたが、アオスジアゲハは今日になって

ようやく撮影できた。アゲハ類ではアオスジアゲハとアゲハしか来ない。

他にはツマグロヒョウモン、セセリチョウ類、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミくらい。

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ヒガンバナにアオスジアゲハは来ないし、そういう場面を見たこともないが、

他のアゲハ類はよくやって来る。

今日はクロアゲハ、モンキアゲハ、アゲハ、そして、ミヤマカラスアゲハが訪れていた。

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先日から数日間、近所の牛舎に通った。宮崎牛の親子を撮影する仕事だったが、

もともと私は牛の肥育の様子を取材、撮影するつもりでいた。

牛舎はこじんまりとした小規模な育舎だが、私は木造の拵えが気に入って、

撮影するならここにしようと前々から決めていた。

牛が私に慣れるまでそれほど時間は掛からなかったが、撮影したい絵柄を絞り込むため

できるだけ長く牛舎に滞在し、そして飼い主の方とずっとお話をしてきた。

牛は眺めているだけでも楽しく、それだけでのんびりとした時間を過ごせる。

ボーっとできる時間を勿体無いとは感じない。それがいいのだ。

さて、今回の仕事はEOS-7Dを使った。

育舎のなかはいくぶん薄暗いので高感度が使えるカメラ、EOS-7Dが活躍した。

ISO800が常用できるというのはたいへん助かる。

しかもカメラの内蔵ストロボが超広角にも使える。

で、オリンパスのフラッグシップカメラ、E-5の発売が10月予定となったが、

高感度撮影についての仔細がどこにも書かれていないのが、気になる。

私が新機種カメラにもっとも期待を寄せていたのは高感度撮影への対応であった。


















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