ホソハリカメムシ

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熊本市まで風景の撮影に出掛けてきた。

往復4時間だが、現場での撮影時間はせいぜい30分程度。

明日から九州の天候も崩れそうなので今日はどうしても撮影しておく必要があった。

来週は他のスケジュールが入っているので先送りはできない。

うちに戻ってやるべきこともあり残念だが熊本のフィールドを巡る余裕は無かった。

ほんとうは阿蘇山にも回る予定だったのだが、

午前中に仕事を済ませるとそのままトンボ帰りした。

さて、うちの林では ハラビロカマキリ がクヌギ樹液に集まる虫をねらっていた。

しばらく目を離しているうちに大きな獲物を抱えていた。

ハラビロカマキリ捕食フクラスズメ.JPGフクラスズメだ。フクラスズメは夜になるとたくさん集まってくるが、昼間でも少ないながら

樹液を吸っているものがいる。

樹液のにぎわいもずいぶん寂しくなってきたが、今日はアカメガシワにヒラタクワガタ、

コクワガタ、シラホシハナムグリなどが来ていた。

ヨウシュヤマゴボウの実には ホソハリカメムシの成虫や幼虫 が群れていた。

ハリカメムシ交尾.JPGハリカメムシ若令幼虫.JPG
幼虫の姿は成虫とは似ても似つかない、まったく別のカメムシに見える。

はじめてこの幼虫を見たのは所沢市郊外のフィールドだったが、そのときは何の幼虫か

わからず、感激もひとしおだった。あれから23年も経った。


今夜で三日間連夜で行われた俵踊りの稽古も終了。

お囃子に合わせてまがりなりにも踊れるようになると、やりがいがあり楽しい。

俵踊り保存会に入って4年目。ろくに稽古もせず、ビデオ画像で独習していたので

踊りを習得するまで時間がかかってしまった。


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