ササグモの脱皮

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[ 三股町 ]

ササグモ の様子がおかしいと感じた。  

こんな格好でじっとぶら下がることは普段はないはずだ。

P5180051ササグモ.jpg脱皮がもうすぐ始まると思い、カメラを構えて待ってみた。

数分後に脱皮が始まった。

IMG_0986ササグモ脱皮.JPG強風に煽られて足場糸が長く伸びた。

クルクル回転しながらもゆっくりと脱皮が続いた。落ちたら脱皮に失敗するのだろう。

IMG_1002ササグモ脱皮.JPG脚が全部抜け終わると、けっこう長い時間、宙吊りのまま休んでいた。

ササグモはどこでもよく見かける普通種で、脱皮殻もよく見つかる。

これまでにも脱皮直後の写真は撮ったことがあるが、脱皮を最初から最後まで

撮影できたのは初めて。

飼育室のすぐ外を野外スタジオとして使っているが、

今朝も準備作業中にこのササグモが目に入った。

朽木を積んでいる所では、セミスジコブヒゲカミキリ の雌が休んでいた。

IMG_0948.JPGセミスジコブヒゲカミキリの雌.JPG( 写真: EOS-7D EF-s60ミリマクロ、EF100ミリマクロ

      最上段のみ:OM-D E-M5  マクロ45ミリ +ストロボ )

昨日、我が家の林の低木上で何匹かのクヌギカメムシ終令幼虫を見たが、

その幼虫たちが今朝になってほとんど一斉に羽化を終えていた。

周辺にも新成虫の姿が多いが、林の低い場所で羽化する傾向があるようだ。

昨年の秋にコウモリガが羽化したアカメガシワの木ではオオミノガの蓑が越冬していたが

今朝になってその一つにオオミノガのオスがしがみついていた。

交尾はしていなかったが、メスのコーリングを感知して飛来したのだろう。

飼育室にはキイロスズメバチの女王がやってきて、営巣場所を物色していた。

是非とも営巣して欲しい。ワーカーが誕生する直前までなら、大歓迎である。

クヌギの樹液にはオオスズメバチ女王が2匹来ていて喧嘩していた。

昨年はオオスズメバチが極端に少なかったが、今年はどうなるだろうか?








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