アシナガオニゾウムシのオス

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アシナガオニゾウムシは、夜の灯りによくやって来る。これまでの出会いは草むらで数回以外は、ほとんどが灯りに来た個体ばかり。普段、それほど目に付く虫でもない。
アシナガオニゾウムシ_5A_8767.JPG前脚が一番長いが、六本脚全部が長めの体つき。するとゾウムシ類の得意技である擬死にも、影響があるように見える。

アシナガオニゾウムシ_5A_8751.JPG折り畳んだ脚が、体に密着せずはみだしちゃうん、だよね。
それでもアシナガオニゾムシの擬死時間はかなり長い。待ちくたびれて目を離しているうちに、トコトコ歩き出して姿を眩ましてしまう。
前脚がうんと長いのはオスであり、メスでは前脚、中脚、後脚の長さはほぼ揃っているようだ。
ようだ、というのも、じつはメスの姿はこれまで一度も見ていない。メスに会いたいと思う。

数日前から、lクツワムシの鳴き声が盛ん。今夜もかなり賑やかだ。
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