モモノゴマダラノメイガ

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三股町 田上

アスファルト路上に転がっていたクリを、10個ほど拾い集めて、部屋に置いておいた。そのうちの3個からは、乾いた粒粒の糞が溢れ出ていた。どうやら、モモノゴマダラノメイガ幼虫が潜入していたようだ。本種の発生回数は地域によって違うが、南九州では3回とされる。
今夜のこと、仕事部屋の天井に羽化したばかりの成虫が止まっていた。
モモノゴマダラメイガ_5A_0351.JPG本種は熟令幼虫越冬だが、この成虫が産卵できる可能性は低いようにも思える。部屋に転がしておいたクリの実で育ったことは間違いないだろうが、今の時期に羽化するとは意外だった。ちなみに、第一化の成虫は、5月中頃に見られる。





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