境内を走るマイマイカブリ

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三股町 長田 御崎神社

三股町に神社の数は少ないのだが、その理由を知らないし、調べたこともない。神社というのは鎮守の森そのもの、と理解しているから、神社が少ないというのはいささか寂しい気もする。鎮守の森、ということを学んだのは、学校教育の場ではなく、日浦勇の「自然観察入門」(中公新書)1975年を読んでからのこと。本書の最終頁には1976年3月26日に読み始め、27日に読み終えた、とメモ書きまで記されている。当時、夢中になって読んだことが今でも懐かしい。おそらくこの辺りから、私が蝶を追いかける動機に大きな変化を感じ始めたのも確かだ。中公新書や岩波新書を読み始めたのは、高校に入ってからだった。安価でありジャンルも多彩で、どれを読もうかと、本屋で時間を過ごすのも楽しかった。今は書店の貧しい環境なので残念だが、だからこそ上京した折りには真っ先に書店に足が向く。

さて、事情あって久々に町内の数少ない神社の一つ、御崎神社に出向いた。すると境内の地面を走るマイマイカブリに出会えた。

マイマイカブリ走るIMG_0945.JPG
走るマイマイカブリを追いかけるとこうなる。レンズはEF28㎜広角。このあと、魚眼ズームレンズに替えてしつこく撮影したが、マイマイカブリはうんざりしたろうなあ。


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